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【面接対策】面接で必ず聞かれる5つの質問とは?

更新日:2022年11月14日



面接で聞かれる質問には大きく分けて、「自己紹介」「転職理由」「志望動機」「自己PR」「逆質問」の5つがあります。

質問される順番もこの流れになることが一般的です。転職活動の面接選考を突破するためにはぜひ覚えておきましょう。


今回の記事では、それぞれの質問について詳しく掘り下げていきます。

面接官の意図や答え方のポイントを把握して、回答例を参考にオリジナルの回答をつくってみてください。


もくじ

 

質問1【自己紹介】


○質問の主な意図

面接官が自己紹介を求める意図は主に、「応募者の人柄を知りたい」「簡潔に話すスキルがあるか把握したい」「コミュニケーション能力があるか知りたい」「話しやすい雰囲気作りをしたい」の4つです。面接での第一印象が決まるので、油断は禁物です。

応募者の話す表情や姿勢から人柄を知りたいというのはもちろんのこと、コミュニケーション能力や簡潔に伝えるスキルがあるかどうかも見ています。冗長になるのは避けて、

にまとめて分かりやすく話しましょう。また、応募者の緊張をほぐすために、はじめにアイスブレークしたいという意図もあります。面接の冒頭は緊張するでしょうが、なるべくリラックスして臨んでください。


○答える際のポイント

・1~3分ほどでまとめる

緊張しているとたくさん話してしまいがちですが、簡単な自己紹介を数分で伝えられるように練習しておきましょう。簡単な職務内容を紹介する場合と、経歴や実績を交えた場合などいくつかパターンを用意しておくとどのような聞かれ方をしても安心です。


・今までの経験やスキルを端的に伝える

応募した仕事に活かせるスキルや経験、実績についても端的に触れましょう。最初に面接官の興味を惹きつけることで、後で詳しい話を膨らませやすくなります。


・応募企業への意欲をひとこと付け加える

前向きな印象から面接をスタートできるとその後の話もスムーズに進みやすくなります。「自分のスキルが活きると思い応募しました」「〇〇の点が魅力的だったので、面接に伺いました」など企業に惹かれた理由を添えて、「本日はよろしくお願いします」と締められると好印象です。



質問2【転職理由について】


○質問の主な意図

面接官が転職理由を聞く理由は主に、「転職理由が自社で改善できるかどうか」「同じ理由でまた退職してしまう可能性はないか」「自社との相性は良いか」を把握するためです。「せっかく入社したのに、前職と同じ理由で早期に退職してしまった」ということになるのを避けるため、非常に重要な質問になります。


○答える際のポイント

・誠実に回答する

前職になにかしらの不満があるから転職するということは面接官も理解しています。ネガティブな面を隠そうとして無理に取りつくろったり、うそをついたりする必要はありません。第三者が聞いても納得するような転職理由であれば、正直に話してもよいでしょう。ただし、会社の愚痴だけにならないよう気を付けてください。


・具体的・論理的に話し、結論を前向きに展開する

転職理由を話すときは、具体的かつ論理的に話しましょう。前職で不満だったことに対して改善するため努力した点を伝え、キャリアや仕事のことを考えて転職を選択した、という流れで伝えると良いでしょう。ネガティブな理由であっても、ポジティブな選択に変換すると悪印象にはなりません。



質問3【志望動機について】


○質問の主な意図

面接官が志望動機を聞く理由は主に、「自社に対する応募の熱意」「自分の会社で長く働いてくれそうか」「自社の企業研究は十分にできているか」を確認するためです。

企業は、自社に魅力を感じて入社後に長く貢献してくれる人材を探しています。「なぜ自社に入社したいのか」を聞くことで、応募者自身の転職の軸と自社を結び付けて考えられているかどうかを知ろうとしています。


○答える際のポイント

・応募先の会社であるべき理由を答える

志望動機では企業に対しての本気度や、長く働ける人材であることをアピールする必要があります。「なぜ他社ではなく、自社を選んだのか」という明確な動機やこだわりを伝えることで、面接官の「すぐに辞めてしまうかもしれない」という不安を払拭することができるのです。


・企業研究を入念に行い、会社の強みはなにか考える

「同業他社ではなく、なぜ応募先の企業に入社したいのか」はその企業の強みを見つけることで語りやすくなります。企業の公式HPや求人情報はもちろん、新聞やインターネットなどを通して、会社の現状や業界内でのポジション、将来性、採用したい人物像をよく研究しましょう。


・自分のキャリアの「軸」と重ねる

企業研究を十分に行ったら、自分自身の目指す方向性=「軸」と照らし合わせましょう。転職を機にもう一度キャリアプランを立て直し、応募先の企業が計画を成就させるためのステップになるかどうかを吟味しつつ志望動機を作成すると、説得力のある動機が出来上がります。



質問4【自己PR(活かせる経験・実績・スキルについて)】


○質問の主な意図

面接官が自己PRを聞く理由は主に、「自社で求められる成果を出して活躍できそうか」をイメージするためです。これまでの回答内容をふまえて、会社に貢献している姿を想像しようとしています。


○答える際のポイント

・募集職種に適した経験や実績・スキルを選んで答える

面接官が知りたいのは、入社後に具体的にどのような活躍が見込めるかです。そのため、自己PRでは、募集職種に役立てられるスキルや能力を持っていることをアピールしましょう。企業が求めるスキルや能力を把握する必要があるため、自己PRでも志望動機を考える際の企業研究が役立ちます。


・目的達成のための行動を具体的に話す

どのような仕事にも必ず「目的」があります。前職で目的を達成した実績があれば、その過程で取った行動を具体的に話すことで、目標達成志向の強さ・行動力・実行力をアピールすることが可能です。どんな職種であっても目的達成力はアピールポイントになるので覚えておきましょう。


・実績は具体的な数値で語る

ただ「努力しました」と抽象的な伝え方をするのではなく、自分の働きでどんな成果が上がったのか、定量的に示すと面接官にイメージしてもらいやすいです。売り上げ・目標達成率などの分かりやすい実績が自分にはない、と悩む方は多いですが、例えば「〇時間かかっていた作業がどれだけ削減できた」「月に〇件ほど発生していたミスがゼロになった」なども実績に含まれます。



質問5【逆質問(面接官への質問)】


○質問の主な意図

面接官が逆質問をする理由は主に、自社への入社意思は強いのか」「お互いのマッチ度を確認するために知りたいことはないかを知るためです。入社する意思が強く、働いているイメージが本人の中にあるかをチェックしようとしています。


○答える際のポイント

・必ず何か質問する

逆質問の内容が選考結果を大きく左右することはないのですが、必ず何か質問するようにしてください。面接官は質問の有無や内容によって「自社に本当に興味を持っているのか」「自社への入社意思は強いのか」を最後にチェックしています。


・待遇や福利厚生についてばかり質問しない

仕事内容や企業については聞かず、勤務条件に関する内容にばかり言及するのは避けましょう。仕事内容や会社よりも、条件面を重視する人だと誤解されてしまう可能性もあります。調べても分からないこと、面接の場で直接聞きづらいことは転職エージェントを通して確認することもできますので、ぜひご相談ください。



まとめ


今回の記事では、転職時の面接で聞かれる定番の質問5つについて解説しました。質問の仕方にはバリエーションがありますが、基本的に聞かれる内容は決まっているので、しっかりポイントをおさえて本番に臨みましょう。


なお、自分一人での面接準備に自信がない方は、ぜひ弊社のアドバイザーにご相談ください。弊社には経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しており、面接対策についても万全の準備ができます。

いつでも無料でご相談をお受けしておりますので、是非お気軽にどうぞ!


 

この記事を監修したキャリアアドバイザー:


八重樫 勇輝 

株式会社Reboot代表取締役


年齢:28

出身地:岩手県

趣味:漫画・映画鑑賞


経歴:

自分の転職活動の際、周囲のサポートで助けられたことをきっかけに、今後は自分が求職者の助けになることを決意し、起業。

現在は代表自ら求職との面談・就職支援を精力的に行う日々に明け暮れている。

求職者の皆様への一言:

面談から求人のご案内、資料の作成、入社後のフォローまで手厚くサポート致します!










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