top of page

【職種を知ろう】施工管理ってどんな仕事?求められる能力は?

施工管理」というお仕事、あなたはご存知でしょうか?

建設業界に馴染みのない方だと、聞いたことがない方も多いのではないでしょうか。

実は、前々から全国的に必要とされているお仕事で、今後も人手不足が進むことが予想される、かなり就職しやすいお仕事です!

今回はこのお仕事の内容について学習してみましょう!

 

もくじ


1.施工管理とは


施工管理の仕事を一言で説明すると、「工事がスムーズに進むよう管理すること」だと言えます。


工事を進めるためには、現場で手を動かす職人さんの他に、その職人さん達が安全に作業できるよう現場を管理したり、工事全体の進捗を確認したりといった役割が必要不可欠です。その役割を担うのが、「施工管理」の仕事なのです。


・「施工管理」と「現場監督」の違い


施工管理について調べていると、「現場監督」という言葉を目にしたことはありませんか?

例えば、求人票を見ていると、【施工管理・現場監督募集】と記載されていることも少なくありません。 「仕事内容はほとんど同じなのに、何が違うのだろう?」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。


結論として、「施工管理」と「現場監督」の仕事内容に明確な違いはありません。 会社によって、施工管理者のことを現場監督と呼ぶところもあれば、その逆もあります。


ただし、大まかな傾向としては、下記のように区別されることが多いようです。


【施工管理】

工事に関わる全ての管理を行う(施工計画・工事予算・安全面など)

●工事現場の管理だけでなく、書類作成などのデスクワークも行うイメージです。


【現場監督】

主に工事現場の管理を行う(作業者への指示・工事の進捗管理など)

●工事現場の管理が中心で、「現場の司令塔」といったイメージです。


・「施工管理技士」の資格とは


施工管理の国家資格である「施工管理技士」は、所定の実務経験年数を積んだ上で、試験を受けて合格すると取得できる資格です。そのため、未経験の方や経験の浅い方は、まず実務経験を積むことから始めましょう。


「施工管理技士」の資格を取得すると、仕事の幅が広がったり、給与アップに繋がったり、転職で有利に働いたりと、たくさんのメリットが生まれます。「施工管理として長く活躍したい」「さらなるキャリアアップを目指したい」という方は、資格取得を目指しましょう。


施工管理の資格は、「建築施工管理技士」、「電気工事施工管理技士」、「造園施工管理技士」などなど、幅広く工事の種類別に分かれています。


2.施工管理の仕事内容


それでは、「施工管理」の仕事内容について、より具体的に解説していきます。


・特に重要な「4大管理」


施工管理の仕事の中で、特に重要とされている4つの業務は、「4大管理」と呼ばれています。それぞれの業務内容は、以下の通りです。


(1)工程管理

工事が期限までに完了するように、作業のスケジュールを管理すること。


(2)品質管理

求められている品質や、公共機関によって定められた品質基準に沿ったものが作れるように管理すること。


(3)原価管理

あらかじめ決めた予算内で工事を完成させられるように、資材の発注や原価を管理すること。


(4)安全管理

現場に携わる作業員が、事故なく安全に工事を終えられるように、安全面を管理すること。


「4大管理」の他にも、工事に関わる書類を作成したり、会議に参加したりと、施工管理の仕事内容は多岐に渡ります。施工管理として活躍するためには、広い視点で物事を見て、臨機応変に対応できる力が必要だと言えるでしょう。


3.施工管理に関するQ&A


次に、施工管理業務の経験者から回答していただいた、よく聞かれる質問への回答を見ていきましょう。


・施工管理のやりがいは?

 ースケールの大きい工事に携われることはすごく嬉しい。やりがいも大きいです。

 (公共施設の建築施工管理:大阪府・A社)

 ーこだわりのある住宅を、自分の手で一から手掛けられることが一番のやりがいです。

 (戸建住宅の建築施工管理:東京都・B社)

 ー交通インフラを支える工事なので、人々の生活を守っているという自負があります。

 (道路工事の土木施工管理:埼玉県・C社)

 ー自分の携わった仕事が、目に見えるカタチとしてしっかり残る。達成感も大きい。

 (橋梁工事の土木施工管理:東京都・D社)


・施工管理の将来性は?


「建築」「土木」「電気」など、人が暮らしていく上で必要不可欠な分野を担っているので、人々の生活がある限り、施工管理という仕事のニーズは無くならないと言えます。


さらに、建設業界では人材不足の会社が多く、社会からのニーズはあるのに、働き手が不足している状況が続いています。


ですから、「施工管理者として活躍したい!」という方がいれば、あらゆる分野において必要とされるでしょう。


・施工管理は稼げる?


施工管理者の給与は、携わる現場の種類や会社の規模、地域差によって異なるので、一概に言うことはできません。また、施工管理技士の資格や実務経験の有無によっても、給与は変わってきます。


一般的な平均給与額としては、以下となります。

●未経験者:月給23.8万円~40.7万円スタート

●経験者 :月給27.9万円~46.7万円スタート

(※2022年2月調べ)


・施工管理の仕事はきつい?


施工管理の仕事は、4大管理をはじめとして、打合せや書類作成など多岐に渡ります。 各所に目を配りながら、何事にも臨機応変に対応しなければならないという点が、施工管理の大変なところかもしれません。


そのほか、「職人さんへの指示出しが大変」と感じる人もいれば、「覚えることが多くて大変」と感じる方もいるので、大変・キツいと感じる場面は人それぞれです。どんな仕事にも大変な面はあるので、それを上回るくらいの達成感・やりがいを感じられるかどうかが重要ではないかと思います。


・施工管理は未経験でも挑戦できる?


未経験の方でも施工管理の仕事に就くことは可能です。 弊社が扱っている求人の中にも、未経験者を歓迎しているものがたくさんあるので、気になる方は是非ご相談していただければと思います。


未経験で施工管理の仕事を始める場合、まずは先輩からの指導のもと、経験を積むことから始めると思います。そのため、転職活動の際に応募する企業を選ぶときは、研修制度や教育体制が整ったところを選ぶのが良いでしょう。資格取得支援を行なっている会社を選ぶのもおすすめです!


4.まとめ


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。今回は主に「施工管理の仕事内容」についてご説明してきました。


施工管理は、大変な面もありますが、その分やりがいもとても大きい仕事です。未経験の方でもチャレンジしやすい職業ですので、「施工管理の仕事に興味がある」「施工管理への転職を考えている」という方は、ぜひ弊社のキャリアアドバイザーにご相談ください!


 

この記事を監修したキャリアアドバイザー:


八重樫 勇輝 

株式会社Reboot代表取締役


年齢:28

出身地:岩手県

趣味:漫画・映画鑑賞


経歴:

自分の転職活動の際、周囲のサポートで助けられたことをきっかけに、今後は自分が求職者の助けになることを決意し、起業。

現在は代表自ら求職との面談・就職支援を精力的に行う日々に明け暮れている。

求職者の皆様への一言:

面談から求人のご案内、資料の作成、入社後のフォローまで手厚くサポート致します!









bottom of page