【転職市場】半導体業界ってどんなところ?働く魅力とは?

更新日:11月14日



私たちの身の回りの様々な製品に組み込まれ、重要な役割を担っている半導体

近年、急激に需要が高まっており、もちろん、半導体業界での人材募集も年々規模を大きくしています

今回のブログでは、昨今の半導体業界の状況や魅力などをわかりやすくお伝えします!

 

もくじ

1.半導体業界とは?

2.半導体業界に未経験で転職しやすい職種とは?

3.半導体業界への転職であると有利なスキル・資格

4.半導体業界の経験を活かせる業界や職種とは?

5.半導体業界の最新求人動向

6.半導体業界の将来性

7.半導体業界の平均年収

8.半導体業界の志望動機の作り方やポイント

まとめ

 

1.半導体業界とは?


半導体は、電気を通す物質の導体と電気を通さない物質である絶縁体の中間に位置する物質です。

PCやスマートフォンなどの情報端末、冷蔵庫や洗濯機などの家電、自動車など、私たちの暮らしを支えるさまざまな機械の制御に使われています

半導体業界とは、半導体そのものを製造する企業はもちろん、それらを流通させる役割を担う企業も含めた業界を指しています。


半導体業界の業態は、大きく分けて以下の3つがあります。


①半導体メーカー

半導体メーカーは半導体自体の開発や製造を担います。パソコンなどのIT機器や家電製品だけでなく、自動車や電車などにも半導体は使用されています。


②半導体商社

半導体商社は、半導体メーカーが製造した製品を、半導体を用いた機器を製造するメーカーに卸すのが仕事です。場合によっては品質管理や技術サポート、動向調査などの付随業務を担うこともあります。


③各種機器メーカー 各種機器メーカーは、電子機器や精密機器、産業機器などさまざまな分野のメーカーを指します。基本的には自社で半導体の開発や製造をおこなわず、商社から最適な半導体を仕入れ自社製品に使用します。



2.半導体業界に未経験で転職しやすい職種とは?


半導体業界では、営業職や開発職、生産技術職など、さまざまな職種があります。

これらの中から、「未経験で転職しやすい職種」をピックアップしてご紹介します。


生産技術職・生産管理職

工場など生産現場において、生産設備の構築や改良を行う生産技術職や生産プロセスの改善や効率化を進める「生産管理」は、未経験で転職がしやすい職種です。どちらもものづくりの現場で不可欠な職種であり、自動車や機械部品、精密機器など、他業界の生産現場での経験があれば、その経験を生かして半導体業界で働くことも十分に可能です。生産技術職は機械工学や電気・電子工学、情報工学といった専門性を、生産管理職は経営工学などの専門性を生かせるので、これらの学問を専攻してきた方にとっても、挑戦しやすい職種と言えるでしょう。


②製造職

ものづくりの現場では、一定の品質の製品を安定的に生産できるよう、多くのメーカーが生産工程をマニュアル化しています。未経験者向けに教育・研修を用意している企業も多く、製造職は未経験の方にとって最も転職がしやすい職種と言えます。雇用形態も多数あり、自分のペースで働くことも可能。まずは製造職で経験を積み、生産技術職や生産管理職などの職種に転職するなど、戦略的にキャリアアップを目指している方にもオススメしたい職種です。


③営業職

自社製品をお客さまに販売する営業職は、半導体業界未経験でも転職がしやすい職種と言えるでしょう。他の業界での営業経験、特に有形の商材を扱うメーカーでの営業経験がある方ですと、転職においてより有利になります。ただし、半導体業界には「18か月で性能が2倍になる」と言われているほど技術革新が目覚ましいため、最新の技術を常に学ぶとともに、お客さまのニーズの変化を敏感にキャッチしながら提案を進めていく力が求められます。未経験で転職を検討している方は、日頃から半導体業界に関する最新の動向を調べておくなどの対策を行うようにしましょう。



3.半導体業界への転職であると有利なスキル・資格


同じ半導体業界への転職でも、希望する分野によって求められるスキルは変わってきます。

たとえば、半導体メーカーや半導体製造装置メーカーは自社で研究開発などを行うため、

機械や電気、電子、化学、物理など理系分野の知識があると有利です。


一方、半導体商社はメーカー同士をつなぐ役割にあるため、

専門性の高さをあまり重視していない企業もあります。


また、営業職や資材調達などの職種では英会話スキルが求められる場合があります。

資格面においては特に必須となる資格はありませんが、

持っていれば有利な資格としては、以下のようなものが挙げられます。


・ディジタル技術検定

ーものづくりに必要なIT知識の基礎を問う試験

・半導体技術者試験

ー半導体全般の知識を、作り手使い手双方の視点から問う試験

・CAD利用技術者試験

ー設計に使用するCADシステムの知識や作図などのスキルを問う試験

・TOEIC

ー英語コミュニケーション能力を問う試験



4.半導体業界の経験を活かせる業界や職種とは?


半導体業界で経験を積んだ後には、自動車や医療機器などのメーカーへの転職や、

プロセスエンジニアとして活躍する道が拓かれています。

半導体業界での経験を活かせる業界や職種についてご紹介します。


①自動車・医療機器業界

半導体はさまざまな製品に組み込まれており、半導体業界での開発経験を歓迎する企業が少なくありません。例えば自動車業界では自動運転技術を推進させているほか、電気自動車の開発にも余念がありません。半導体はこれら自動車の最新技術を加速させるもので、半導体業界で経験を大いに活かすことができます。また、医療機器業界も半導体業界と親和性が高く、最先端の技術を採り入れた開発を行っています。このほか、AIやIoT、5Gなど、半導体関連のキーワードはたくさんあり、今後、ますます活躍の場が広がっていくことでしょう。



②設計職

機械設計や回路設計、ソフトウェア設計など、半導体業界で設計職として活躍されてきた方は、自動車業界や医療機器業界、産業機器業界などで、これまで培った設計の技術を高く評価される傾向にあります。転職を考えている方は、これらの業界の設計職を検討することお勧めします。



③プロセスエンジニア

プロセスエンジニアとは、製品の製造工程を担う技術者のことで、生産プロセス全般を担います。より高品質な製品を安定的に量産するための方法について検討し、実験・評価・分析を繰り返しながら、最適な工程を開発することが、プロセスエンジニアのミッションになります。設計や開発、製造などの経験を応用して、プロセスエンジニアの仕事に就くことができます。



5.半導体業界の最新求人動向


新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、テレワークを推進する企業が増えたことから、PCをはじめ通信機器向けの半導体需要が増加しています。加えて、自動車分野の半導体需要も増加しており、半導体業界は活況を見せています。今後も半導体関連の企業は右肩上がりに業績を上げていくことが予測されており、それに伴って求人数も増加していくことが考えられます。


実際、コロナ禍で一時期、採用を控えていた企業があるものの、現在は回復傾向にあり、転職市場ではエンジニア職を中心に採用が活発化しています。需要の高い業界であることから、転職を検討している方は「今が転職のタイミング」と言えるでしょう。



6.半導体業界の将来性


半導体技術がより広く活用されれば私たちの生活はより豊かで便利になり、業界も大きく発展するはずです。

今後、半導体業界にはどのような発展が予想されるのか、具体的に見ていきましょう。


○自動運転技術への活用

前方を走行する車を追従する機能や自動ブレーキ機能など、車の自動運転技術には半導体が多く使われています。将来的に完全自動運転化が実現すれば、半導体業界が活性化するだけでなく、交通事故の抑制や渋滞の緩和、ドライバー不足の解消などにもつながることになります。


○5G通信網への活用

5Gは高速かつ大容量のデータ通信技術です。自宅やオフィスのあらゆる電子機器・設備を遠隔で操作できるIoTの技術は近年急速に広まりを見せていますが、これらはすべてインターネットを介しておこなわれており、その通信技術にも半導体が利用されています。5G通信が全国的に展開されIoT化が促進されれば生活の質はさらに向上しますし、ビジネスにおいても新たな商機を生み出すきっかけとなるはずです。



7.半導体業界の平均年収


半導体業界の平均年収は530万円程度となっており、多少の変動はあるものの上昇傾向にあります。

ここ数年の社会のデジタル化は目覚ましく、半導体も多くの分野で求められているため、その影響がポジティブに反映されている状況です。


前述のように半導体業界全体の展望も明るいことから、将来的に安定した収入を得ながら腰を据えて働ける業界といえるでしょう。

ただし、半導体業界の最前線で活躍していくためには日々学びや経験をアップデートしていくことがその大前提となります。



8.半導体業界の志望動機の作り方やポイント


ここまで紹介した通り、半導体業界の業務領域は多岐に渡ります。そのため転職活動においては、半導体業界の中でなぜその分野を選ぶのか、さらにその分野の中でなぜ応募先企業を志望するのかという理由を明確に答えられるよう整理しておくべきです。


また、半導体業界のように新しい物を生み出す世界では、物怖じせずに取り組む熱意やチャレンジ精神粘り強く目の前の仕事に向き合う継続力などが求められます。過去の経験やキャリアの中でそうした要素につながるものがあれば、関連性を持たせながら積極的にアピールしましょう。最後に、作成した志望動機がしっかりと相手に伝わる文章になっているか、第三者にあらかじめ確認してもらうとなおよいでしょう。

もし頼みやすい人物が見つけづらい場合は、転職エージェントに相談するのがおススメです。無料で丁寧なアドバイスをもらうことができます。



まとめ

私たちが日々快適で便利な生活を送ることができているのは、半導体技術の発展の賜物といっても過言ではありません。

その半導体製品の製造に関わる仕事は、人々の役に立つ充実感や喜びを感じられる仕事です。

また、これから起きるさまざまな技術革新においてもその存在は欠かせないものであり、

時代の先端を行くビジネスに関わるやりがいもきっと感じることができるでしょう。


もし半導体業界への転職を検討する場合は、転職エージェントの活用も検討しながら、

自分の経験や興味を存分に活かせる職種をぜひ探してみましょう。

 

この記事を監修したキャリアアドバイザー:


八重樫 勇輝 

株式会社Reboot代表取締役


年齢:28

出身地:岩手県

趣味:漫画・映画鑑賞


経歴:

自分の転職活動の際、周囲のサポートで助けられたことをきっかけに、今後は自分が求職者の助けになることを決意し、起業。

現在は代表自ら求職との面談・就職支援を精力的に行う日々に明け暮れている。

求職者の皆様への一言:

面談から求人のご案内、資料の作成、入社後のフォローまで手厚くサポート致します!