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【転職ノウハウ】転職で有利になる資格まとめ!(前編)

更新日:2023年1月28日



転職時に資格を持っていると有利に働くことがありますが、取得するには一定期間勉強し、資格試験に合格する必要があります。資格の取得には時間はもちろん、時には勉強のためにスクールに通ったり、教材を買ったりなどお金がかかることもあります。そのため、本当に転職のために資格を取得する必要があるのか、まずは冷静に考えてみることが大切です。


この記事では、転職に有利とされている資格を職種・業種別に紹介し、その資格の活用法などを前後編にわけて解説します。

資格を取得するべきかどうか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

もくじ

 

資格を持っていると転職で有利になる?


資格は、ある一定のスキルを持っていることを証明できるため、転職活動で有利に働くことがあります。しかし、やみくもに多くの資格を取得すれば良いというわけではありません希望する業種や職種に求められているスキルを考慮し、適切な資格を取得していた場合のみ有利になることがあるのです。

では、資格を持っていると具体的に転職でどのようなメリットがあるのか見てみましょう。


―メリット1.応募できる求人の幅が広がる


専門性の高い資格は、難易度が高く、取得までに数年かかるケースもあります。しかし、企業からのニーズが高い仕事に必要な資格を有していれば、応募できる求人の幅が広がります。特に、希少性が高い資格を有している場合、応募の段階からライバルが少ない状況で選考を進められるため、内定の確率が上がることも期待できます。


―メリット2.年収アップが狙える


資格を保有していると、年収アップが見込める場合もあります。企業によっては資格手当を支給してくれるところもありますし、そもそも希少性が高い資格を取得していれば、それを武器として労働条件交渉を進めることもできるからです。ただし、ゼロベースの状態から難易度や希少性の高い資格の取得を目指すよりも、 自分が経験してきた業務に関する資格を取得することをおすすめします。自身のキャリアと資格を掛け合わせることで自分の市場価値を高めることができ、年収アップを狙うことができるのです。 例えば、不動産業界での実務経験があれば、宅地建物取引士の資格を取得するなど、もともと持っている知識や経験を活かした専門分野の資格取得を狙ってみてください。結果的に取得までの時間を短縮でき、転職活動の効率アップにもつながるでしょう。


転職の資格に関するよくある質問


まずは、転職関連の資格の取得についてよくある質問を2つ紹介します。もし疑問に思っていることがあれば、この機会に解消しておきましょう。


Q:男性と女性でおススメの資格に違いはある?


基本的には男性と女性でおすすめの資格に差はありません。資格を取得していなければ携われない業務もありますし、資格を有していることは男女ともにプラスに働くことが多いでしょう。男女問わず、今後結婚や育児によって生活の変化が予想される場合、勤務場所や時間をあまり制限されることなく働ける職種の資格を取得していれば、生活が変化した場合でも柔軟に対応できるのでおすすめです。「在宅勤務がしやすい」「土日に休みが取れる」など優先すべき条件から取得する資格を検討してみるのも良いでしょう。


Q:30代におススメの資格はありますか?


30代だからおすすめの資格というものは基本的になく、資格の取得自体は早ければ早いほど活かせる場面が多くなるので、一般的には有利になります。なお、30代から未経験の業界や職種に転職を考える場合は、その業界・職種に合った活かせる資格の取得を検討するのがおすすめです。不動産業界なら宅地建物取引士(宅建)、事務職ならMOSなど今後の業務で使える知識の習得につながる資格の取得を検討してみてください。



老若男女問わず企業から求められやすい資格


資格は、基本的に特定分野において専門的な知識を有していることを証明するためのものですが、年齢や業種・職種を問わず、幅広く役立つ資格も存在します。それらの資格について具体的に4つ紹介します。


―MOS(マイクロソフト オフィススペシャリスト)


概要、特徴

マイクロソフト オフィス製品のWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookなどの利用スキルを証明する資格です。受験方法は「全国一斉試験」と「随時試験」2種類があり、受験資格は特になく、誰でも受験が可能です。


転職に役立つ理由

多くの企業でIT化が進み、業務のなかでマイクロソフト オフィス製品を利用する機会が増えています。業務上でWordやExcelを使用する人にとっては、必須ともいえる資格です。なお、この資格を保有していることで、企画書や予算表の作成など、事務的な業務を問題なくこなせるとアピールできます。


―日商簿記検定(2級)


概要、特徴

日本商工会議所および各地商工会議所が実施している検定試験で、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能を証明する資格です。3級は基本的な商業簿記のみですが、2級には工業簿記も試験範囲に含まれるため、難易度がアップします。


転職に役立つ理由

主に会計士や税理士を目指す人が取得する資格ですが、会計知識や財務諸表を読む能力を身に付けると自社・顧客の経営状況を把握することができます。経理職はもちろん、すべてのビジネスパーソンに役立つ資格です。履歴書に記載する場合は、2級以上が即戦力としてアピールできるでしょう。


―TOEIC(700点以上)


概要、特徴

英語コミュニケーション能力を証明する世界共通の試験です。合否ではなくスコアとして結果が出るので、現在時点の英語力を正確に把握することができます。英語の「読み」「書き」が最低限こなせることを証明するには600点以上、英語力をアピールするには700点以上のスコアを獲得する必要があるでしょう。


転職に役立つ理由

TOEICは、英語力を証明する試験としてTOEFLと同様知名度が高い試験です。英語を必要としている企業であれば、TOEICで高得点を獲得していることは大きなアピールポイントになります。


―ITパスポート


概要、特徴

経済産業省が認定する国家資格で、ITに関する基礎的な知識を証明できます。IT関連のセキュリティ、ネットワーク、プロジェクト・マネジメントといった知識のほか、経営戦略やマーケティング、財務、法務といった経営全般にわたる幅広い知識を身に付けることが可能です。


転職に役立つ理由

今やどの業種においてもIT関連の知識は必須ともいえるので、転職の際に資格を持っていればプラス要素となることが多いです。国家公務員の採用では、面接時に合格確認を行う省庁もあります。比較的合格率が高いため、「何か資格を取りたい」という場合にも目指しやすい資格です。



まとめ


いかがでしょうか?

今回は幅広い業界にわたり有効な資格をとりあげましたが、次回は業界別にわけたより専門的なおススメ資格についてクローズアップします!

それでは次の記事でまた!

 

この記事を監修したキャリアアドバイザー:


八重樫 勇輝 

株式会社Reboot代表取締役


年齢:29

出身地:岩手県

趣味:漫画・映画鑑賞


経歴:

自分の転職活動の際、周囲のサポートで助けられたことをきっかけに、今後は自分が求職者の助けになることを決意し、起業。

現在は代表自ら求職との面談・就職支援を精力的に行う日々に明け暮れている。

求職者の皆様への一言:

面談から求人のご案内、資料の作成、入社後のフォローまで手厚くサポート致します!










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