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【転職ノウハウ】仕事のやる気が出ない…そんなときの実践的な対策5選!



仕事をするための原動力となる、モチベーション。一般的に「動機付け」や「やる気」と解釈されることが多く、仕事の生産性やアウトプットの質に大きな影響を及ぼす要素のひとつです。モチベーションは常に高く維持できることが理想ですが、状況次第では低下することもあり得るでしょう。

この記事では、そんな仕事のモチベーションが上がらないときに使えるモチベーションの上げ方を紹介します。また、前提となる仕事におけるモチベーションとは何か、モチベーションが上がらない理由などもあわせて解説していきます。

 

もくじ

 

仕事のモチベーションとは


仕事のモチベーションとは、働く意欲を指します。内閣府が令和元年6月に実施した「国民生活に関する世論調査」では、働く目的として「お金を得るため」と回答した人の割合が56.4%と半数以上を占め、続いて「生きがいをみつけるため」が17.0%、「社会の一員として、務めを果たすため」が14.5%、「自分の才能や能力を発揮するため」が7.9%という結果となりました。収入を得ること以外にも、働く目的は人によってさまざまであることが分かります。

このような目的の有無は仕事のモチベーションに影響を与えます。はっきりした働く目的があれば仕事のモチベーションは上がり、あまり明確な目的が決まっていなければ、何のために働いているのか分からなくなることが考えられるでしょう。


モチベーションが上がらない理由


モチベーションが上がらないと感じる理由は人それぞれ異なります。また、ひとつではなく複数の理由が重なりモチベーションの低下につながることもあるでしょう。では、どんな理由からモチベーションの低下につながることが多いのか、具体的な5つの例を紹介します。


―理由1. 仕事にやりがいを感じない


まずひとつ目の理由として、仕事をどれだけ頑張ってもやりがいを感じられないということが挙げられます。これは、明確な目標や将来なりたい姿がイメージできていないことから、なんとなく仕事をしている場合に陥りやすいケースです。


―理由2. 正当な評価が受けられない


自分の仕事ぶりが会社から公平に評価されていない場合も、モチベーションは低下しやすいでしょう。頑張りに応じた見返りが得られないと、仕事へのやる気や自信を失いかねません。自社の評価制度に沿った活躍が出来ていない場合など評価されない原因が自分にある場合もありますが、自分ではどうしようもない会社側の制度の問題や、上司・会社の風土などが評価されにくいといった問題に起因する場合もあります。


―理由3. 疲弊してしまっている


疲れすぎの状態が続くことも、モチベーションの低下につながりやすいです。どんなに生産性を高めて仕事に取り組んでも、一人では抱えきれないほどの仕事量である場合、休む暇がなく身体が疲れてしまいます。仕事を楽しむ余裕が無くなり、疲れが先行してしまうケースです。


―理由4. 多大なストレスを受けている


職場の人間関係が良好でなかったり、社風が合わなかったりと、ストレスを抱える状況が続くとモチベーションの低下を招きやすいです。ストレスにより、心が疲れてしまい「この会社のために頑張ろう」という意欲を削がれてしまいます。仕事は多少のストレスは付き物かと思いますが、それがあまりにも大きい負荷として続く場合、モチベーションの維持が難しくなってしまうこともあるでしょう。


―理由5. 仕事がマンネリ化している


同じ仕事を長年続けていると仕事に飽きてしまい、いつの間にかやる気を失ってしまうこともあります。また、今の自分の仕事が何かに貢献できているのか、将来役に立つのかといった不安を感じることで、働く意義を見失い仕事を続けるモチベーションが低下することが多いです。



モチベーションの上げ方5選


仕事のモチベーション低下が続くと、仕事の生産性や質にも影響を及ぼします。そのため、できるだけモチベーションを高く保ちながら仕事ができることがベストです。ここまで仕事のモチベーションが下がる理由を紹介してきましたが、中には自分のちょっとした工夫次第でモチベーションを上げることもできるので、ここからはその方法を5つ紹介します。


―1. 達成しやすい小さな目標を設定する


まずは、自分のできる範囲で仕事の目標を設定してみることをおすすめします。達成しやすい小さな目標から始めてみるのが良いでしょう。例えば、「この仕事を午前中に終わらせる」「相手にとっての見やすさを心掛けて資料のデザインを作成する」といったものです。自分の目の前の仕事に対して小さな目標を細かく設定し、それをクリアしていくことで達成感を感じやすくなります


―2. 自分へご褒美をあげる


仕事を頑張った自分へのご褒美に、プレゼントを用意してみるのも良いでしょう。会社からの評価も大事ですが、自分で自分を評価して時には甘やかすことも必要です。「プロジェクトが成功したら、欲しかった靴を買おう」など、自分のモチベーションが高まるようなご褒美を設定し、それに向かって仕事と向き合ってみると仕事へのやる気も高まります。ただし、あまり自分へのご褒美の機会を与えすぎると特別感が感じられなくなるので、自分が頑張ったと思えるときに限定してご褒美を設定することをおすすめします。


―3. 友人や知人と会話をする


仕事のモチベーションが低下したときは、一旦仕事から離れて、気軽に話せる友人や知人と会話をするという方法も有効です。他愛のない内容でも、友人や知人と話すことでリラックスでき、気分転換につながります。また、仕事の悩みを信頼できる相手に相談してみることも大切です。言葉にすることで気持ちが軽くなったり、友人や知人からのアドバイスを受けて新たな気付きが得られたりする可能性があります。


―4. 好きな音楽を聴く


好きな音楽を聴く時間を意識的につくり、リラックスできる時間を設けるのも効果的です。自分にとって心地良い音楽が、気持ちを落ち着けてくれることがあります。また、高いモチベーションのときに聴いていた「勝負曲」のような音楽があれば、それを聴くことでそのときの気持ちを思い出し、モチベーションが上がることも期待できます。これは心理学で「アンカリング効果」と呼ばれるもので、オリンピック選手などのアスリートたちも実践している方法です。


―5. 自己啓発本を読む


第三者の考えを取り入れると、今までの自分の常識が変わる可能性もあり、視野が広がります。そのため、自己啓発本を読んでみることをおすすめします。「なんとなく今までやっていた仕事もこういう取り組み方をすればスキルが向上するのか」といった気付きを得ることができるかもしれません。あまり興味のないものを選ぶのではなく、自分が本当に読んでみたいと思う内容の自己啓発本で問題ないので、幅広い考えを本から取り入れてみてください。



モチベーションが低下したときに意識すべきこと


最後に、モチベーションが低下したとき日常生活において意識すべきポイントを3つ紹介します。ただし、ひとつひとつを習慣化することで、モチベーション低下の防止効果が得られる可能性があるので、モチベーションが低下したときだけではなく日々の日常生活の中で意識的に取り入れてみると良いでしょう。


―しっかりと休息をとる


仕事ばかりではなく、意識的にこまめに休息をとりましょう。仕事のオンとオフをしっかり切り替え、睡眠時間を確保したり、趣味を楽しんだりしてリフレッシュしてみると良いです。休みの日に仕事のことを考えてはいけないということではなく、オンとオフのメリハリが大切です。集中力の持続には限界があるので、集中が切れたら一息つくコーヒーブレイクの時間をつくるなど、メリハリをつけて仕事に取り組むようにすることをおすすめします。


―体調管理に気をつける


モチベーションが低下したときこそ自分の体調を気遣うことが大切です。質の良い睡眠や、栄養バランスのとれた食事、適度で効果的な運動などに気を配り、健康を保っていきましょう。身体のコンディションが整っていないと、意欲的に働きたい気持ちはあっても身体がついていきません。身体の健康がモチベーションを左右することもあります。特に最近では、在宅勤務による慣れない環境でのデスクワークが続いて、悪い姿勢で長時間座りっぱなしという人も多いかもしれません。1時間に1回は背筋を伸ばすストレッチをするなど、ちょっとしたことから取り組むようにしてみてください。


―こまめにストレスを発散する


溜まっているストレスがあればしっかりと発散することも大切です。自分に合ったストレス発散方法を見つけておきましょう。音楽が好きであれば好きなアーティストのライブに行ったり、グルメな人であれば休日にちょっと良いレストランに行ったりなど、溜まっているストレスをリセットできる方法で、こまめにストレスを発散してください。



まとめ


仕事をしていくうえで、モチベーションを維持・向上させることは非常に大切です。せっかく仕事をするなら自分も楽しめて意欲的に仕事が行える状態にできると良いでしょう。モチベーションが上がらなくて悩んでいる場合は、自分なりの目標設定をしてみたり、時には仕事から離れてリフレッシュの時間を設けたりなど、今から始められる小さなところから行動してみてください。

 

この記事を監修したキャリアアドバイザー:


八重樫 勇輝 

株式会社Reboot代表取締役


年齢:29

出身地:岩手県

趣味:漫画・映画鑑賞


経歴:

自分の転職活動の際、周囲のサポートで助けられたことをきっかけに、今後は自分が求職者の助けになることを決意し、起業。

現在は代表自ら求職との面談・就職支援を精力的に行う日々に明け暮れている。

求職者の皆様への一言:

面談から求人のご案内、資料の作成、入社後のフォローまで手厚くサポート致します!










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